2016年10月にX-PLOSION(エクスプロージョン)から「カフェオレ味」「杏仁豆腐味」が発売されました。2種類とも入手済みだったのですが、その容量の大きさから1か月では飲み切れないため紹介できずにいました。しかし11月からパッケージが一新されるというというので、急きょレビューをお送りする次第です。11月以降に販売されるプロテインも中身は今回紹介するものと変わりありません。
本題に戻りますが、前回試した「杏仁豆腐味」は素晴らしい出来ばえでした。カフェオレとプロテインは相性が良いので、X-PLOSIONの「カフェオレ味」にも期待しています。
X-PLOSIONを知らないという方はこちらの記事を一読ください。
外観(パッケージ、粉末)
パッケージは厚手のビニールが使われています。
今回の購入したものは、シール添付型パッケージです。シール添付型がなくなり次第、印刷アルミ袋に変わるそうです。
X-PLOSIONプロテインの他のシリーズと同様に、粉末は飛び散りにくく扱いやすくなっています。
付属スプーンは袋の上側に入っています。
溶けやすさ、泡立ち:★★★★
シェイカーにプロテイン粉末を30g入れて
水を150cc入れます。
4~5回シェイクすると粉末は綺麗に溶けて底に残ることもありません。しかしX-PLOSIONのラインナップの中では、少しだまができやすい気がします。
必要以上にシェイクしても泡立ちに変化はありません。
飲みやすさ:★★★★
X-PLOSIONの味付きプロテインはきついトレーニング後にもスッと飲むことができるように、甘さは控えめで「ほんのり甘味を感じる」という程度の味付けになっています。
期待していた「カフェオレ味」ですが、予想していた味とは異なっていました。
「このプロテインはカフェオレ味ではなく、キャラメルマキアート味である」
これがはじめて飲んだ時の印象です。
絶妙な味加減で、ネスカフェや味の素のキャラメルマキアートを飲んでいる気分にさせてくれます。
X-PLOSIONシリーズの中では甘みが強い方ですが、トレーニング直後に飲むことを前提につくられているため、(甘いものが苦手な人以外)不快に感じることはないでしょう。
タンパク質含有量:★★★★
X-PLOSIONホエイプロテインのたんぱく質含有率は74.9%です。
一食30g当たりのタンパク質は22gとなり、150gの牛豚鳥ステーキを食べるのと同等のタンパク質をとることができます。ゆで卵だと3個分のタンパク質です。
栄養成分(タンパク質をのぞく):★☆☆☆
栄養成分表示(100g当たり)
たんぱく質 74.9g(乾燥物換算74.9%)
脂質 6.1g
炭水化物 9.2g
食塩相当量 0.4g
カルシウム 834㎎
タンパク質の吸収・合成には、ビタミンB6,Cをはじめとするビタミンが必要です。
X-PLOSIONホエイプロテインにはにはたんぱく質を吸収するために必要なビタミンが含まれていないため、食事かサプリメントで摂取する必要があります。
食事でプロテイン一食分(タンパク質30g)に必要なビタミンB6(0.95mg)を摂取する場合、ニンニクチューブ1本(約62g)又はバナナ4本食べる必要があります。
ビタミンB6を多く含む食物:①豚肉、ニンニク②マグロ③カツオ④鶏肉⑤青魚⑥牛肉 等
(摂取基準量は「ザバスホエイプロテイン100」「beレジェンド」を参考にしています。タンパク質10g当たりビタミンB6:0.426mg)
価格:★★★★
X-PLOSION ナチュラルホエイプロテイン(味付き)の販売価格は、どちらも3kgパックが6,448円(税込)で「1kg当たり2,149円」です。またX-PLOSIONでは購入合計金額が3000円を超える場合は送料無料となっています。
大手メーカー(ザバス)と比べて1,400円安く、味付き格安プロテイン(アルプロン)と比べても500円安いので、星4つ超としました。
(参考:ザバス プロテインホエイ100 Amazon定期購入で1kg当たり3,586円)
あとがき
個人的に美味しいと感じ、また飲んでみたい思ったとプロテインは次の4つです。
- Kentai 「ウェイトゲイン(ココア味)」
- アルプロン 「カフェオレ味」
- X-PLOSION 「杏仁豆腐味」
- X-PLOSION 「カフェオレ味」
「安い」「美味しい」「高タンパク」なプロテインを探し求めて、1年と数カ月が過ぎました。それも終わりになりそうです。そう感じさせるほど、X-PLOSIONカフェオレ味は良い出来でした。
「明治のザバス」「森永製菓のウィダー」「ビーレジェンド」の3社のプロテインにはタンパク質を吸収・活用するためのビタミンが含まれています。
これら以外のメーカーを選ぶ理由は「美味しさ」「価格の安さ」しかありません。
X-PLOSIONプロテインの味付きシリーズは、ビタミンなしプロテインの中で「味」「価格」においてトップレベルであると言えます。現在の価格が維持されて安定供給されるようになれば、数年のうちに誰もが知る企業となることでしょう。