パワーブロック(POWER BLOCK)を中古で買うのはリスクが高い!?正規品と偽物の見分け方

「POWER BLOCK」はピンを差し替えるだけで重量変更ができる画期的なダンベルです。通常のスクリュー式のダンベルと比べて重量変更にかかる手間を省き、時間を大幅に短縮できることが最大の特徴です。

またスクリュー式ダンベルよりもコンパクトで設置スペースが少なくて済むことも長所の1つです。

外観も美しく所有欲も満たしてくれるでしょう。

今回は重量調節が可能なダンベルを購入しようと「POWER BLOCK」について調べていたところ、衝撃の事実を知りました。

当ブログを訪問くださる方々が詐欺被害にあわないように私が知った事実を紹介します。

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パワーブロック(POWER BLOCK)の値段は?

パワーブロック アドバンスSP5.0(22kg)セットが6万円、パワーブロック プロSP9.0(41kg)セットが12.5万円ほどです。

※上記の価格よりも大幅に安く販売されている場合は、詐欺サイトの可能性があります。

中古の相場はアドバンスが「4~5万円」、プロが「6~10万円」ほどで取引されています。

なぜ中古で買ってはいけないのか?

「POWER BLOCK」をはじめとした高級ダンベルは高額で売れるため、偽物(コピー品)がつくられて流通しています。構造のみが同じであるダンベルから、写真では本物と見分けがつかないほど精巧なものもあります。

偽物(コピー品)は41kgタイプ(2個セット)が3~4万円程度で売られています。

ここで思い出してください。正規品の中古相場は6~10万円なのです。

「POWER BLOCK」と記載のあるコピー品を手に入れた人間が一儲けしてやろうとオークションサイトやフリマアプリで売り出したとしたら、本物と偽物の違いを知らない人は見分けることはできません。

※注意※「POWER BLOCK」と記載のあるコピー品を販売すると、「商標権の侵害」「詐欺(刑法,第246条)、(民法,第96条)」に該当します。

万が一、POWER BLOCK」と記載のある偽物を手に入れたとしてもオークションなどで売りに出してはいけません。偽物であることが証明されたら逮捕されます。知らなかったでは済みません。

精巧な偽物(コピー品)が売られているのは中国

古本屋で本を仕入れてネットで売却して利益を得る「せどり」が少し前に流行りました。今は中国からコピー品を輸入して、ネット(国内)で売却し利益を得る「中国輸入」が流行っています。

日本のバイヤーが仕入れる先は「アリババ」「タオバオ」などの中国ネットショッピングモールです。

「タオバオ」内で精巧なコピー品を見つけました。

[輸入代行チャイナマート内 http://chinamart.jp/taobaoより]

POWER BLOCKのコピー品とは?

現在、日本のマーケットで確認できているコピー品は「パワーブロック プロタイプ SP9.0(自宅用)」、「パワーブロック ウレタンコート U-90(業務用)」の2つです。

ネットショッピングモール(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)で購入することのできるコピー品は「POWER BLOCK」と記載されてないため、一目で正規品ではないと判断できます。

しかし中古市場では「POWER BLOCK」と記載されたシールが張られた偽物(コピー品)が存在しており、取り引きが成立することもあります。手にとって見れば溶接箇所などから偽物であると判断できるのですが、写真だけで正規品とコピー品を見分けることは難しいと言わざるを得ません。しかしオークションでは写真で判断するより他に手立てはないのです。

ヤフオク、メルカリ、ラクマ、ジモティ、モバオクの過去の売買履歴を調べたところ、パワーブロックは毎月(平均)4~5セット取引されていました。その中で「POWER BLOCK」と記載された偽物は、2か月に1セット(10分の1)の割合で売買成立しているのを確認しました。

上の写真にあるブロックダンベルは正規品ではないのですが、見分けるポイントはどこだと思いますか?

正規品とコピー品を見分けるポイントとは?

「写真 左:コピー品、右:正規品」

(写真から)見分けるポイント!

1.ハンドル部のプラスチックが透けている(白が薄い)

プラスチック(樹脂)は本来無色(乳白色)をしています。POWER BLOCK正規品では、製造工程において着色剤を混ぜて白色に着色(内部着色)しています。

コピー品は着色剤を節約するためか正規品と区別するためかは分かりませんが、着色されていないものを多く見かけます。

「写真 左:コピー品、右:正規品」

2.サイドのプラスチックカバーの色が違う

重量変更の際に一目で判別できるように各ウエイトの側面にプラスチックカバーが取り付けられています。

正規品の場合、40ポンドは紫色,50ポンドは濃緑色となっていますが、類似品(コピー品)の場合は40ポンドが桃色,50ポンドが黄緑色となっています。

また正規品はプラスチックカバーが接着されていますが、コピー品は接着されていません。

3.ウェイトプレート側面が溶接されていない

正規品はウェイトプレートの底面と側面が溶接されています。コピー品は溶接棒の節約のためか、側面の溶接は省略されています。

「写真 左:正規品、右:コピー品」

4.サイドバーの曲がりが甘く、下段のサイドバーに接地していない(ガタツキがある)

ウェイトプレートの側面にはサイドバー(鉄の棒)が溶接されています。正規品はしっかりと曲げてあり、棒の末端が真下を向いています。コピー品は曲がりが甘く90度に達していません。

またサイドバー末端の長さが正規品と比べて(気持ち)短くなっており、下段のサイドバーに接地していません。そのため隙間を一定に保つことが出来ず、逆さにするとガタツキます。

5.その他

新品で購入した際に、正規品の説明書がなく正規品の段ボールに入っていない時には偽物(コピー品)であると判断できます。

重量調節ピンについている黒いゴムの長さにも違いがあります。正規品は短く(約12cm)、コピー品は長くなっています(約16cm)。

紹介した見分けるポイントのうち、何点かクリアしていて正規品と見分けがつかないほど精巧なものも存在します。よって1~5のどれか1つでも該当した場合は、コピー品であると判断して間違いないでしょう。

偽物(コピー品)は品質が悪いのか?

偽物(コピー品)は品質が悪いのでしょうか?

答えは「Yes」です。

コピー品は手に取り使用している内に「パワーブロックってこんなもの?」という精度の悪さなどの違和感を感じるでしょう。正規品の場合は、そのような違和感を感じることはありません。

コピー品は塗装や金属加工、細かなパーツにおいて正規品よりも品質が落ちます。

塗装に関していえば、正規品では焼付塗装が施されているため傷つき難く、塗装も滅多に剝がれません。対してコピー品はスプレー塗装で済まされているため、金属同士がわずかに当たっただけでも簡単に剥がれてしまいます。

以上のことからコピー品はOEM品(生産委託工場でつくられたもの)ではなく、正規品とはまったく別のものであると言えます。

あとがき

「写真 左:コピー品、右:正規品」

偽物(コピー品)であることを承知の上で安く購入するのであれば、品質に多少問題があったとしても自己責任です。個人が自宅で使用する分には法的にも問題はありません。

しかし正規品だと信じて大金を払い購入したものが偽物(コピー品)であったなら、これほどショックなことはありません。

「POWER BLOCK」を購入する際は、可能であれば正規代理店から買われることをお勧めします。中古品を買わざるを得ないのであれば、見分けるポイントをしっかりと踏まえてコピー品を高額で掴まされないようにして下さい。

この記事が皆様の役に立てば幸いです。

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